PEEK-A-BOOという美容室②
- Takashi Kurihara
- 2015年11月27日
- 読了時間: 2分
僕はPEEK-A-BOOという美容室がこんなにも大きな美容室だとは思わなかった。
そこには近づけば近づくほどその大きさがわかるという、一種の何もわからない子供が大人に立ち向かうように、その大きさがわかればわかるほど、自分の小ささを感じるにはそう時間はかからなかった。
僕自身入社することはできたが、補欠での合格だった。
入社試験の前日僕は、専門学校の運動会で全力を出し切ったため、当日は筋肉痛と全身のだるさで試験どころではなかった。
これは今となってはただの言い訳だが。。。
そこで僕はどうしても入りたかったこの美容室の社長にお手紙を送った。もう一度入社試験を行いたいと。
その結果が補欠合格ということだったが今となっては、入ることができた。それが結果であったと思っている。
僕の美容だけでなく人生の指針となっているのは、この時に色々と形成されたものも多いとは思う。
常に結果にこだわり、自分が中途半端に終わってしまったものには後で自分に後悔だけが残る。
今でもそういう時が沢山ある。その時には自分で精一杯やったつもりではあるが、反省してみると中途半端にやることが嫌いな自分でも後悔が残るのです。
だからこそ出来る限りの事はしたい。
命を削るくらい、美容師として仕事をしたい。
たいそうなことを言っているが、僕の人生の指針はここに尽きるような気がする。
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